ウォッチメン

今更ですが、「ウォッチメン」鑑賞。

1985年を舞台にしたヒーローたちの群像劇＆ミステリー？
かと思いきや、途中で火星にぶっとんでヒーロー同士が
痴話喧嘩はじめたり、ラブシーンがくどかったりで、
観ているうちに（；￣Д￣）？？状態。

話は面白いだけに惜しい！
もっと短く出来たはず！
あれで２時間半超えは苦しいなあ。


あとね〜オチがビターなのよぉおおお(涙)

以下ネタバレ

すっごい難しい。
難しいけど、私はエイドリアンやジョンと
同じようには考えられない。
あの犠牲者の中に、エイドリアンの子供や奥さんや親戚一同
含まれていたとしても、それでも納得できない。
ジョンはヒトじゃなくなってるから説得も理解も不可能だし。

だからといって、ロールシャッハのように生きられるかと
問われれば、それにも頭を抱えてしまうのですが…。

自分に一番近い立場を言うなら、やはりナイトオウルでしょうか。

でも、心情的にはロールシャッハでしょーーー！(涙)
中の人も良かったですね。
あの、ビリビリとした怒りを秘めた貧相な体。
色白でそばかすだらけで赤毛で、そしてオッサン！！
素晴らしい！！


監督がMV監督出身で、日本のオタク文化も好きな人らしいので
すんごい微妙なヘンテコ映画でしたが、なんだかいろいろと
考えさせられる映画でした…。

原子力を扱う企業をマフィアと同じだと揶揄していたのには
なるほど〜と思いましたね。

あとエディ（コメディアン）は、
どれだけ理屈をこねようと
クズです。ドクズです。