アナ〜雪〜（レミオなんとかの粉雪の曲で）

アナと雪の女王の勝因は、あの歌と
エルサ＆アナのビジュアルにつきる気がします。

以下、毒感想につき注意。

他は、物語的にも演出的にも破綻しているし、
エンドロールも全くさえない。

氷のお城を作るシーンがすごいというけれど、
全体を見た時に統一感がない。
だってあの（一見豪勢な）お城に通じる階段が、
あんな貧相なデザインなんて…（;´ Д｀）

決定的にダメだと思ったのは、
あのアレンデール王国の空虚なお城。
生活感の無い国の描写。
どうでもいい感じに描かれている国民たち。

ちょっと、ディズ二一、どうしちゃったの…？

本当に、この作品がものすごい人気って事に
心の底から首を傾げます。

北欧の国を描くというなら、ドリームワークスが
手がけた「ヒックとドラゴン」の方がよほど美しく、
こだわりを感じました。

或いは、「塔の上のラプンツェル」や
ピクサーの「メリダとおそろしの森」の方が、
同じようなファンタジーの世界を描くにしても、
密度が高かったように思います。


メインスタッフの入れ替えでもあったんでしょうかね…。


やだなあ。
「こういうキャッチーな歌があれば、
　多少映像がショボくても、
　一般庶民はごまかせるっしょ☆
　売れれば勝ちだから！」
みたいな思惑が透けて見える映画が売れるのは。

本当にいや。